オーディオ字引

オーディオの基礎から今時のニュースまでの網羅

オーディオコンポ

オーディオシステムというのは、それぞれの役割をもったオーディオ機器同士がひとつに組み合わさって成り立っていて、それらを一括りにしてコンポーネントと呼びます。 いわゆるコンポのことです。

f:id:odioland:20180823160556j:plain

世の中には様々なコンポが販売されているのですが、大きく分けると「ソース系」「アンプ系」「出力系」の3つに分類する事ができて「ソース系」というのが、古くからあるCDやレコードプレーヤーなどの機器や、最近ではUSB DACやネットワークプレーヤーなどの音楽信号の発信機器で、オーディオシステムにおいても最上流に位置する機器で、「アンプ系」というのは「ソース系」から受け取った音楽信号を整え、適切な大きさに増幅し、「出力系」に受け渡します。

「出力系」は増幅された音楽信号を空気振動に変える箇所で、オーディオシステムにおいては最終過程の部分となります。 つまり、この部分が、スピーカーやイヤフォンなどとなるわけです。

この3つの部分を様々な形で組み合わせることで自分好みの音を作るというのも、オーディオファンの楽しみのひとつでもあり、それぞれの組み合わせを考えるだけでも楽しみはつきないものです。

ちなみに、これらをひとつにまとめたものが「ラジカセ」「CDラジカセ」となり、スピーカ部分だけを分離させ販売されているものが「ミニコンポ」となります。

つまり、これらは一つの製品、ひとつの筐体で販売されているとはいえ、「ソース系」「アンプ系」「出力系」の3つの構造を内部に持っているのです。

ちなみに「アンプ系」には、コントロールアンプ、パワーアンプ、フォノアンプ、ヘッドフォンアンプなど、その目的に応じて様々なアンプがあるのも特徴となっています。