スピーカーのメンテナンスの第一歩は、各部のネジ。
スピーカの場合、ユニット自体が振動して音を鳴らしているので、ネジが緩んでくることがあります。 この緩んだネジをほっておくと、音自体も緩んできますので、まずはしっかりと締め直すようにしましょう。
しかし、緩んでいるからといって、しっかりときつく締めればいいというものでもなく、締め方も対角線を意識するようにしましょう。
コツは、1つのネジを一気に締め上げるのではなく、少しつづ締めていくのがポイント。 すべてのネジの面に同じくらいの力で締めてあげることが大切で、どこか1箇所だけに負荷がかかっているとキャビネット自体を歪めてしまいます。
また、このネジに関して言えば、利用している中で締め直すことは当然なのですが、実は購入直後でも確認しておくべきです。 例え新品であっても、ネジがすべてしっかりと締められているという保証はないのです。
とはいえ、製品によっては、ネジを締めたり、内部を空けたりするとメーカー保証が効かなくなることもあるので、そのへんはしっかりと取り扱い説明書を確認するようにしてください。
