オーディオ字引

オーディオの基礎から今時のニュースまでの網羅

真空管アンプ クラフト主義

真空管アンプを軸に、熟達した設計者が製作テクニックを明かし、作るオーディオの愉しさに誘う別冊「真空管アンプ クラフト主義」(管球王国 編)が、2023年5月31日に全国書店にて発売されます。

真空管アンプ クラフト主義

自分の手を動かし、工夫を巡らせて作り上げたコンポーネントで音楽を聴く。

「自作=クラフト」はオーディオの原点であり、その深い愉しみに満ちたフィールドが真空管アンプで、本誌は真空管アンプを軸に、クラフトの知恵とヒントを満載し、手軽な工作から本格的なアンプ製作まで「作るオーディオ」の愉しさに誘うアイディア/テクニック集となっています。

クラフトのマイスターといえる上杉佳郎氏をはじめ、熟達の執筆陣のセオリーとワザを、真空管アンプ専門誌「管球王国」記事の再録と新規寄稿が満載。

アンプの神様と称される伊藤喜多男氏が、その奥義を綴った1980年代初頭の月刊「サウンドボーイ」誌連載をカラーで収録、オーディオ工作、アンプ製作の愉しさを探求する保存版の一冊となっています。

  • 発売:2023年5月31日(水)
  • 定価:2,970円(2,700円+税)
  • ISBN:978-4-88073-494-1
  • 雑誌コード:67970-26
  • サイズ:B5判 縦257mm×横182mm×厚さ11mm
  • ページ数:266ページ
  • 発売元:株式会社ステレオサウンド

OTOTEN 2023、来場事前登録開始

日本オーディオ協会が、6月24日と25日の2日間、東京国際フォーラムで開催するオーディオとホームシアターの祭典「OTOTEN2023」の来場事前登録を開始しました。

ototen
OTOTEN公式サイトより登録できる。

今回のOTOTENでは、オーディオ、ホームシアターに加え、カーオーディオ、イヤフォン・ヘッドフォン、マイクなどを取り扱う65社/団体が出展(5月12日現在)し、様々な用途、シーンの提案を行なうようです。

OTOTEN 2022概要

  • 名称:OTOTEN AUDIO & HOME THEATER FESTIVAL 2022
  • 日時:2022年6月11日(土)10:00~19:00 /12日(日)10:00~17:00
  • 会場:東京国際フォーラム ガラス棟B1F~7F /東京都千代田区丸の内3-5-1

2020、21年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、リアルイベントを中止し、オンラインにて開催されていましたが、今年は同協会設立70周年を迎える節目であり、さらに展示会の開催も70周年であることを受け、3年ぶりにリアルイベントでの開催が決定。

Marshall、一族経営に幕

スウェーデンBluetoothメーカーZound Industriesが、イギリスのギターアンプブランドとして世界的に知られるMarshall Amplificationを買収しました。

Marshall

この契約には、Marshall Amplificationに加え、同社の子会社であるNatal Drums、Marshall Records、Marshall Live Agencyなども含まれているのだそうです。

もともと、Marshall AmplificationとZound Industriesは、2010年にライセンス契約を結んで以来、同社製アンプを彷彿とさせる黒の筐体に、マーシャルロゴを採り入れたヘッドフォンやポータブルスピーカーを製造してきており、Zoundは、新たにMarshall Groupを設立し、Marshall Amplicationの創業者であるジム・マーシャルの家族が新会社の24%の株式を所有することで筆頭株主となるようで、工場の運営や製品の生産などにおいて基本的な方針に変更はないのだそうですが、今回の買収により創業以来60年以上にわたる一族経営に終止符が打たれたようです。